5月17日
本日はBMW6シリーズについてお話いたします。
事実上の前身モデル、8シリーズ(E31)の生産終了からおよそ5年。モデル名「6」を引き継ぐことになるE24系6シリーズから数えれば実に14年ぶりとなったラグジュアリー・クーペです。
歴代モデルのイメージを踏襲しつつも、低くワイドな出で立ちを演出するグラマラスなフェンダーライン、全体としても曲線を基調とした流麗なスタイルへと大胆な変身を遂げました。
カブリオレは4座を基本とし、ソフトトップを閉じたときにはクーペモデルのスタイリングとの統一感を重視するなど、他のライバル車とは一線を画します。
ボディーカラー、内装コーディネートを細部に渡りカスタムオーダーを受け付けるBMW-インディヴィジュアルが用意されています。
- 650i(2005年10月- ):1097万-1108万円
- バルブトロニック採用。N62型V型8気筒DOHCエンジン、総排気量:4798cc。
- 最高出力:367ps(270kW)/6300rpm、最大トルク:50.0kgm(490Nm)/3400rpm、燃費(10/15モード):7.4-7.6km。
- トランスミッションはマニュアルモード付6速ATとシーケンシャル式6速セミATのSMGを選択可能。
- ステアリングは左/右ともに選択可能であったが、現在は右のみしか選択できない。
- 2005年10月の年次改訂にあわせ、排気量を拡大するなど実質的には645Ciのマイナーチェンジ版。
- 630i(2004年10月- ):877万円
- バルブトロニック採用。N52型直列6気筒DOHCエンジン、総排気量:2996cc。
- 最高出力:258ps(190kW)/6600rpm、最大トルク:30.6kgm(300Nm)/2500-4000rpm、燃費(10/15モード):8.8km。
- 2005年10月にこれまでカブリオレのみであったセキュリティシステムを付加するなど年次改訂が行われる。
- トランスミッションはマニュアルモード付6速ATのみ。
- ステアリングは右のみ。
- 位置付けこそ下位であるものの伝家の宝刀、ストレート6を搭載するこのシリーズ唯一のグレード。
- 650iカブリオレ(2005年10月- ):1177万円
- 基本スペックは650iに準ずる。
M6
クーペモデルをベースとしMの名を冠する6シリーズ最高峰。ベースモデルには無い専用のインテリアを選択でき、イクイップメントもよりラグジュアリーに、さらには専用エンジンとトランスミッション、数々のハイテク装備で武装した6シリーズのフラグシップとなるモデル。高回転域でのパワーをいかんなく発揮するために、あえてバルブトロニックは採用されない。
- ベースグレード(2005年9月- ):1585万円
- S85型V型10気筒DOHCエンジン、総排気量:4999cc。
- 最高出力:507ps(373kW)/7750rpm、最大トルク:53.0kgm(520Nm)/6100rpm。
- トランスミッションはパドルシフト付シーケンシャル7速セミATであるSMG-Drivelogicを採用
- ステアリングは左/右ともに選択可能。
- E60系M5の2ドアクーペ版ともとらえることができる。
- カブリオレ(2006年9月- ):1650万円
- 基本スペックはベースグレードに準ずる。
過去のモデル
- 645Ci(2003年10月-2005年9月)
- バルブトロニック採用、V型8気筒DOHCエンジン、4398cc、245kw(333ps)
- トランスミッションはマニュアルモード付6速ATとシーケンシャル式6速セミATのSMGを選択可能。
- ステアリングは左/右ともに選択可能。
- 645Ciカブリオレ(2004年2月-2005年9月)
- 基本スペックはクーペモデルに準ずる。
ロペライオにはクーペからカブリオレまで多彩な6シリーズが揃っています。
| 固定リンク
最近のコメント